USB-C ハブの消費電力 ― 2021年09月01日
星の綺麗な場所へ遠征した際に利用していたのはステラショット2。今後ASI Air Pro に変えようかと思っていますがそれは置いておいて・・・、その際に使っていたPCは、HPのSpectre X360です。外部接続端子は、
USB-A x 1
USB-C x 2
しかありません。ここに、以下の接続が必要となります。
PCの電源供給・・・USB-C
AXD・・・LAN(USB経由)
撮影用カメラ・・・USB
ガイドカメラ・・・USB
ここにさらにEAFなど接続しようとするとさらにUSB端子が必要となりますが、そもそもUSB端子が足りない。
ということで、どうしてもUSBハブを使う事になるのですが、これからはUSB-Cだろ、ということで、USB-Cの電源接続と、USB-A、LANポートを有するUSB-Cのハブを使っていたのですが、ずっと気になっていたことがあります。
このハブ自体の消費電力が高いのでは?
ということです。
最近すっかり在宅勤務でこのハブを使っているのですが、PCオフにしているときも、ずーっとこのハブ経由で電源に繋がっています。ただ、PCの電源がOffの時もハブが結構熱を持つんですよね。熱を持つという事は、何かしら電力を消費しているという事。
ということで、消費電力測ってみました。
PCの電源はOffにした状態で、PC電力供給をこのUSB-Cハブ経由で行っています。そのACアダプターの消費電力を見てみると・・・、3~4W(平均3.5Wくらいでしょうか)待機電力として常時使っていることが分かりました。
これ1月の電気代に換算するとどのくらいかと言うと、
3.5W✕24時間✕30日=2.5kWh
で、1kWhで20円くらいですから、50円くらいということになります。
在宅勤務で使っているのは Lenovo のX1。こちらもいろいろなUSB端子を接続しているのでUSB-Cのハブを使っていたのですが、電源を直にPC接続に変更し、拡張端子を普通のUSB-Aに変えてみたたところ、待機電力は0Wとなりました。
ま、当たり前ですが。
USB-Cハブって便利ですが、機器自体の消費電力が大きい気がしています。
特に、遠征時に使うともったいないですよね。
実際にPCの電源を入れて使っている時にどのくらいこのハブ自体が電力を消費しているかは別途確認が必要ですが、仮に3.5Wだとしても、10時間使うと、35Whです。ポータブル電源では無視できる値ではないです。
これからは、USB-Cのハブは使わず、TypeAの物を使う様にしようかなと思ってます。
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