朝霧高原での天体観測2014年10月26日

今年の春と秋に富士山の朝霧高原で天体観測をした際の写真をいくつかご紹介します。半年ほど時間がたってしまいいましたが、まずは、5/31撮影分から。

機材
 ・望遠鏡:R200SS + コマコレクタ
 ・カメラ: Canon X6i 直焦点
 
M51


M51です。伴銀河を従えていることから、子持ち銀河の名前で親しまれています。中学生の頃からの私の憧れの銀河です。ただ、当時の私の観測場所(自宅)、機材、知識では、見ることも撮ることも叶いませんでした。

当時はフィルムカメラ時代。一枚あたり数十分の露出かけて何枚も撮影したのに、出来上がった写真に何も写っていなくてがっかりしたものでした。

それから約4半世紀の時を経て、初めて撮影に成功。デジカメのモニタに画像が出てきた時にはとても感動しました。情熱を持っていれば夢はいつかは叶うんでしょうね、きっと。

・・・、なんて、まぁ、その気になれば暗い空を求めて移動できる手段と、今の機材があれば、撮影はそんなに難しい対象ではないのですが、憧れの銀河がそれらしく撮れましたので今回は100%満足です。次回撮影時はもっとじっくり、綺麗に撮りたいと思います。

  
M22


私の好きな球状星団、M22です。以前小浜島に行ったときに撮影したこちらと比べると星の数が圧倒的に少ないです。小浜島ってやっぱり条件良いんですねぇ、また行きたいです。

ちょっと趣向を変えて、こと座のM57、リング状星雲と、こぎつね座のM27亜鈴状星雲を、それぞれ2枚ずつご紹介します。両者とも、1枚目は5/31に、無改造のX6iで撮影したもの。2枚目は、9/27に、赤外線カットフィルターを透過型に改造したX6i(スターショップ新改造)で撮影したものです。


M57-Nomal

M57リング状星雲: 5/31 X6i ノーマル

M57-IR_Kai

M57リング状星雲: 9/27 X6i IR改造カメラ

M27-Nomal

M27亜鈴状星雲: 5/31 X6i ノーマル
M27-IR_Kai

M27亜鈴状星雲: 9/27 X6i  IR改造カメラ

パッと見ておわかりの通り、9/27の方が条件が良いのですが、それは置いておいて、M57、M27共、IR改造カメラの方は、赤く淡い部分が良く写ってます。散光星雲を撮影する時だけでなく、こういった対象の際にもIR改造カメラを利用した方が良い結果が得られそうですね。

2度の遠征で色々撮影しましたが、特に、9/27のM27は、天頂近くでの撮影でしたので条件も良く、満足のいく写りになりました。ちなみに、左横に見える斜めの線は人工衛星です。

M27って眼視観測では真っ白にしか見えないのですが、写真に撮るととてもカラフル。こんな風に目でも見えると素敵なのになぁ~、といつも思います。

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