Seestar S502023年04月26日

ZWO から面白い製品が続々と登場しています。昨日は撮影用/ガイド用の2つのイメージセンサーを搭載したカメラを紹介しましたが、本日は電子観望専用の望遠鏡、『Seestar S50』です。

この手の製品の先駆けとなったのは恐らく eVscope だと思います。同じような製品ですが価格は1/10程。eVscope はEVFが付いていて、光学望遠鏡同様に覗くことが出来ます(あくまで電子観望です)が、こちらはスマホによる閲覧のみ可能。

口径5cm、焦点距離250mmのEDアポクロマートの望遠鏡にイメージセンサーは Sony の IMX 462 センサーが採用されています。
※ eVscope2 は現在より大型 1/1.8インチの IMX347を搭載してます。

電源を入れると自動的にアライメントを行い自動導入が可能に。その後は見たい天体を選択するとスマホ越しで観望出来ます。この際、自動的に複数枚の画像のスタック処理によるノイズ低減と強調処理が行われ、目で見るよりはるかに見栄えのする画像が現れる・・・、という感じです。

eVscope って最近知り合いも観望会で利用されている方いらっしゃいますが、個人的には高くてちょっと手が出ませんでした。

ま、プレートソルビングによる自動導入やライブスタック、画像処理はZWOお手の物ですからね。高いパーツはほぼ無いので、このくらいの価格で出来て当然なのかもしれません。

安いパーツの寄せ集めにしては eVscope って異常に高いなと思っていましたが、Seestar S50なら買っても良いかなという気もします。

流石はZWOですね。

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