NGC7635 M52 Sh2-157 ― 2025年12月03日
11/23に撮影したケフェウス座の散開星団M52、バブル星雲で親しまれているNGC7635、クワガタ星雲Sh2-157です。
少し時期外れではあるのですが、晴天続きだった11月の新月期に駆け込みで撮影できました。久しぶりに撮影しましたが、やはりこの辺りは凄く賑やかですね。賑やか過ぎて画像処理が難しいですが。ま、それはそのうち。😅
やっぱり星見は楽しいです!!
望遠鏡:ε-160ED
カメラ:ASI 2600MC (Gain100 -20℃)
フィルター:NBZII
赤道儀:AXD + ステラショット3
撮影条件:750秒 x 15枚
画像処理:SI10 フラット処理、ホット/クールピクセル除去、コンポジット、オートストレッチ、デジタル現像処理、レベル調整など
IC1805 ハート星雲 ― 2025年12月01日
11/22に撮影した IC1805 ハート星雲です。
この星雲、カシオペヤ座にあるのですが、この辺りは秋の天の川の中で多くの散光星雲を見ることが出来ます。私の大好きな領域の一つです。(^^)
最近室内でε-160EDの調整ばかりやっていたので、撮影中は星に向かう面白さを改めて実感しました。(笑)
シンチレーションの影響か、星像が少しボテッとした写真が多かったのですが、天気が良かったので沢山撮影。その中から良さそうなものをスタックしてみました。
望遠鏡:ε-160ED
カメラ:ASI 2600MC (Gain100 -20℃)
フィルター:NBZII
赤道儀:AXD + ステラショット3
撮影条件:600秒 x 13枚
画像処理:SI10 フラット処理、ホット/クールピクセル除去、コンポジット、オートストレッチ、デジタル現像処理、レベル調整など
今年は新月期になかなか晴れず、フラストレーションがたまってましたが、11月は当たり月でした。
やっぱり星見は楽しいです!
ε-160ED 回転機構による光軸のずれ ― 2025年11月13日
ここ最近、真面目にε-160EDを使うようになって困っていることがあります。周辺像の悪さです。
実はこのε-160ED、一度タカハシにオーバーホールに出しているのですが、その後からどうも調子がおかしい・・・。
ASI 2600MCとの組み合わせでは気が付かないのですが、フルサイズのZ7と組み合わせると周辺像が悪い。オーバーホールとの因果関係は不明なので特に文句を言うわけではなく、単に、
『直したい』
そこで、腰を据えて色々調べてみました。まずは先日Z7で撮影したM31のJPEG撮って出しです。
特に左上が悪いのですが、そのあたりを拡大したものがこちらです。
円周方向にかなり流れてますよね。
こちらは、撮影前にタカハシのセンタリングチューブ+アイピースとレーザーコリメーターできっちり光軸調整を行った後の結果です。また、マウントアダプターのメタルバックが円周方向で可能な限り均一になるように(つまりスケアリング問題の無い様にできる限り)調整しています。
自分としてはきっちり調整したはず・・・、なんでこうなるのか。
これがフルサイズで問題になる繊細なスケアリングの問題なのかな?とも思いましたが、まずは、以前から気になっていた、
『ε-160EDのこの回転機構って回しても光軸ってずれないのか??』
について、調べてみました。
まずはこの向きで光軸を合わせて調査開始。
そして、90度時計回りに回転させると・・・。
接眼部から出たレーザー光が主鏡中央に当たらず、上方向(接眼方向)にかなりずれていることがわかります。
当然、戻り光もずれています。(-_-;)
検索してもあまり情報が出てきませんが、私のε-160EDだけの問題なのでしょうか。ただ、いずれにしてもこれだけの光軸のずれは看過できません。
ε本体を眺めてみると、ドローチューブにガタが出てきた際に調整するビスは存在しますが、今回使えそうなものは無さそうに思いました。
とても便利なので残念なのですが、この回転装置は使えそうにありません。
ただ、そうすると、撮影時のカメラの向きが変えられなくなります。ま、そのための回転装置なので当然なのですが。(^^)
で、考えたのが、カメラマウントDX-WR側で回転させる方法です。
R200SSではカメラマウントアダプターで回転出来ますので、同じようにできないかと。
ただ、カメラマウントDX-WRはは、3本のイモネジによって固定されています。
カメラを回転させるためには、暗闇の中、精密ドライバーを使って3本のねじを緩めて、カメラを回転、さらに、3本ねじを締めなければなりません。
不器用な私にはどう考えても不可能。やる気が失せることが目に見えています。(笑)
ということで、イモネジを手で調整できるハンドクランプねじに交換してみました。
右が元のイモネジ。M2.5であることを確認し、左のハンドクランプねじを購入してみました。あまりに短いと操作しずらいので、ねじ部分が10mm、頭のつまみ部分が5.5mmあるものを購入しました。
今はアマゾンですぐに見つけられますし、すぐに届くので本当に便利ですね。
で交換したのがこちら。
簡単に手で緩めて好きな方向に回転できます。
重いカメラをつけたまま緩めすぎると、その構造上、特定個所の隙間が大きくなってスケアリング問題が出てきそうですが、ま、気を付ければ大丈夫かなと思います。
今回の周辺像の悪化が回転装置によるものなのかはまだわかりませんが、一つ一つ原因をつぶしていきたいと思います。
ま、所詮は単純なニュートン反射なのでそのうち直るだろうとは思ってます。
PC リニューアル ― 2025年10月29日
画像処理に必須のPC。Windows10のサポート終了を契機に、10→11へのアップデートを行いました。
デスクトップ1台とノート1台はインプレースアップグレードで簡単に11環境になったのですが、残りのデスクトップの1台のCPUがTPM2.0をサポートしていない古いCPUであることが判明。
CPUがサポートされていなくても Windows 11 を使う裏技もあるようですが、もう古いのでPCのリニューアルを行いました。
リニューアルはいつものパーツを集めた自作。
AMD 好きの私は今回も Ryzen です。(笑)
ワット性能重視の私は Ryzen9 7900 を選択。
TDP 65W で 12コア/24スレッド。現在リテール版で購入できる AMD CPU デスクトップラインナップの中で、唯一 65W で12コアをサポートしたモデルです。
メモリーは、64GB x 2 の 128GB。
マザーボードは Micro ATX の中で評判の良さそうな、MSI B850M GAMING PLUS WIFI6Eを選択。スリムタワーに入れるため、CPUクーラーも別途調達しました。
パーツをくみ上げて電源オンする時はいつもドキドキします。特に問題が起こったことはないですが。
これで画像処理もサクサク進む...と良いですね。(^^)
レモン彗星観測 ― 2025年10月28日
なかなか晴れずに星を見ることが出来ない日が続いています。😭
そんな中、天気の良かった 10/23 にレモン彗星の観測を行いました。
望遠鏡:ε-160ED
カメラ:Nikono Z7
感度:ISO6400
露出:4秒
画像処理:SI10で13枚をスタック
日没1時間くらい前から機材をセットアップ。だんだん暗くなってきて、
『さてこれから!』
という時に、あら?なんか写真がまだらになってる!?
と思って空を見上げると、何と西の低空のみに雲が・・・。😫😫😫
ということで、使えそうな写真を13枚だけスタックしました。
彗星は低空のものが多く、条件も悪い為中々難しいですね。
明るさの残る中なので、せめてフィルターも使えばよかったと後悔。
肉眼では見ることはできませんでしたが、7x50の双眼鏡ではその姿を捉えることが出来ました。
月が大きくなってきましたが、可能な限り観測を続けたいと思います。
Sky Watcher DOB GOTO16 購入! ― 2025年05月29日
Sky Watcher のキャンペーンで、DOB GOTO 買いました!
勿論一番大きい奴、40 cm モデルの
DOB GOTO 16 Wifi です。
キャンペーンの一台限りを購入したのは私です。(笑)
そのデカさと重さに四苦八苦。
一人での組み立ては無理かな?と何度か諦めかけましたが、工夫を凝らし、何とか一人でくみ上げることが出来ました。
最初の難関が、セルに取り付けたミラーの筐体への組付け。
マニュアルには、筐体を逆さまにして組付けて、イイね、になっているのですが。(笑)
これ凄く重いんです。
持ち上げること自体は出来ますが、その後、空中で逆さまにして、筐体にぶつからないように数センチをコントロールしながら入れ込むのは一人ではとても無理だと思いました。
『Sky watcher よ、俺には無理だ』
ということで、色々考えた結果、鏡筒本体をGinji 300FN設置用に自作した治具(上の写真で木の固定具)の上に置き、床に置いたミラーを90度傾けて鏡筒にぶつけないように組付けました。
冷や汗かきました。😅
先々、ミラー洗浄の時はどうしよう?とは思いましたが、今はとりあえず先送り。ま、そのうち慣れてくるとは思います。
鏡筒を架台に乗せるのも一苦労。ミラーの搭載された重い鏡筒を架台のアリ型まで持ち上げて組付けるのは、こちらも、
『これは、一人じゃ無理』
と何度も諦めかけました。ちょうどよい高さの机があったのでそこに仮置きしたうえで、架台を寄せて何とか組み付けることが出来ました。
組み上げた後、外せるのかな?と思って持ち上げてみましたが、何とかなりそうです。
ま、最初はなんでも難しく感じるものなんだなと思います。
組み上げた後、不思議に思ったことが一つ。
40cmモデルなので、直立すると2m近くある大きなものなのですが、デフォルトだと接眼部が鏡筒の斜め上に向いていて付いているんです。
これだと30度以上の対象を見る際に脚立が必要・・。
『何で上向きに付いているんだろ?』
これ何とかならないかな。と考え、接眼を構成する鏡筒前方部分を右回りに45度回転させ、真横を向くように変更しました。
デフォルトの接眼部の位置。斜め45度上向きに設置されています。
真横に変更しました。
これで高度60度くらいまでは脚立なしで覗けるようになります。(私の身長は165cmくらいです)
変更後、光軸もバッチリ調整しました。
調整器具は、いつもの、HOTECHレーザーコリメーターです。2インチの差込口に均等かつがっちり固定できるとても信頼できる機材です。国内では販売していなかったので、海外から個人輸入しましたが、買ってよかった機材の一つです。
大きく重い機材ですが、組み上げた後に自由に動かせるように Amazon でキャスターを購入し、架台下部分に取り付けてあります。これはとても便利で、観測場所に運ぶ手間が相当に省けそうです。
実は、購入当初は、これで、ベランダのドアから出し入れしようと思っていたのですが、この丸いパーツの直径が 85cm あるんです。で、引き違いの窓から出せないことが判明。💦
皆さん、40cm は想像以上に重く、デカいです。(笑)
色々考えたのですが、Telegizmos のカバーを掛けて、ベランダに常設するのが良いかなと考えています。
手持ちのT3R6モデルをかけてみたところ、直立だと下まで届かなかったのですが、30度くらい傾けたところ、丁度下まで収まりました。これで重機材も手軽に運用できそうです。(^^)
なかなか晴れないですが、ファーストライトが楽しみ。
M13などの球状星団やM51などの銀河、M57やM27などの惑星状星雲をを見てみたいです。凄いものが見えそう。
次回の星見が楽しみです。
M13 ― 2025年05月12日
我が家の巨砲、Ginji 300FN を使って 4/30に撮影した M13 です。
球状星団は大きな望遠鏡で撮影すると内部まで分解して迫力がありますね。逆に、明るさの違いが大きく、実は少し苦手意識があったのですが画像処理も少しは進歩したようです。(笑)
もう少しオレンジに光る星々があるような気がします。そういった意味で、少し色合いが寂しいでしょうかね。次回はフィルターなしで撮影してみたいと思います。
望遠鏡:Ginji 300FN + エクステンダーph(fl=1,708mm F5.6)
カメラ:ASI 2600MC (Gain100 -20℃)
フィルター:LPS-D1
赤道儀:AXD + ステラショット3
撮影条件:300秒 x 11枚
画像処理:SI10 ホット/クールピクセル除去、コンポジット、オートストレッチ、デジタル現像処理、レベル調整など
Ginji300FN のEAF化 ― 2025年05月11日
Ginji 300FN に ZWO の EAF を取り付けました。
手持ちの Ginji の接眼部は EAF に対応してなくて、いつも手動でピント合わせを行っていたのですが、これってやっぱり面倒。何とか取り付ける方法はないものかと調べていたところ、何と、最近販売されているGinjiが EAF 対応になっているとのこと!
ただ、EAF 対応接眼部のパーツ販売はされていないように見えます。そこで、笠井トレーディングに問い合わせたところ、
1. パーツ販売も可能だが3万円を超える
2. ただし、同一の接眼部を持つ大型 RC などの注文の際、接眼部をアップグレードする人がいると余ったパーツとして安価で販売可能
さらに、
『ちょうど今、2に該当する人がいて今週末にRCが入荷します。ご要望の EAF 対応の接眼部を安価で提供できますがどうしますか?』
と言われ・・・、勿論買います、と即回答。(^^)
こちらが旧接眼部。
こちらが新接眼部。形状が少し四角くなっているのと、EAF取付用のねじ穴が追加されているところがぱっと見異なります。
で、取り付けてみました。
取付も動作も特に問題ありませんでした。これでGinji 300FNを使った撮影も手軽に行えるようになります。(^^)
一度この手のパーツを使うと手動には戻れないですよね。DSOだけではなく、惑星撮影の際にも大いに活躍してくれそう。
楽しみです。
久しぶりの天体写真撮影 ― 2025年05月02日
最近眼視観測にはまっていたのですが、久しぶりにガッツリ天体写真の撮影を行ってみました。対象は、私が天体写真の進捗を図るためのベンチマークとしているM51子持ち銀河です。(^^)
望遠鏡:Ginji 300FN + エクステンダーph(fl=1,708mm F5.6)
カメラ:ASI 2600MC (Gain100 -20℃)
フィルター:LPS-D1
赤道儀:AXD + ステラショット3
撮影条件:300秒 x 12枚
画像処理:SI10 ホット/クールピクセル除去、コンポジット、オートストレッチ、デジタル現像処理、レベル調整など
条件の良い夜空では、30cm での眼視観測でもうっすらと渦を巻く様子が確認できます。20cmと比較すると、やっぱり口径の大きな30cmの価値があらためて確認できます。
最近は高性能屈折望遠鏡が流行ってますが、銀河撮影にはやはり、口径がものを言います。
久しぶりに天体写真に没頭しました。この日はM13とM57も撮影。
やっぱり星見は楽しいです!!
反射望遠鏡の放射冷却対策 ― 2025年03月18日
少し前に話題になった望遠鏡の放射冷却対策、実施してみました。望遠鏡が放射冷却状態になると、外気温より望遠鏡の温度が下がり、結露や筒内気流を誘発するというものです。対策は、光物にすること。(笑)
詳細はこちらをご確認ください。
対策を実施したのは、30cm のニュートン反射、Ginji-300FNです。表面に張ったのはこちらのアルミシート。
Ginji が本当に銀色に。(^^)
アルミシートは擦れると破れてしまうので、鏡筒バンドのところにはステンレステープを巻いてあります。また、主鏡部分は光軸調整や、温度順応を促進するため、テープ止めとして簡単に外せるようにしてあります。
対策を施した後、氷点下に下がるベランダで観望を実施。対策が功を奏したかどうかに関してはもう少し検証が必要ですが、木星は、まずまずクリアに見えました。
朝まで望遠鏡を置いておいたところ、鏡筒バンド、アリガタ、ファインダーなど、アルミシートを巻いていない部分には霜が凍りついていましたが、アルミシートを巻いた鏡筒部分に霜は付いてませんでした。
ま、そういった意味では、効果はあるのでしょうかね。もう少し使ってみて効果を確かめたいと思います。































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