ASI Air Pro がモザイク撮影に対応!2022年11月06日

ASI Air Pro の Firmware が 9.97 から 10.46にバージョンアップされ、いくつかの新機能が搭載されました。未だ室内で確認しただけですが、以下の機能に新たに対応したようです。

モザイク撮影
・インスタグラムの様な写真の閲覧とシェア
・太陽、月、惑星の動画スタックとDSOの写真スタック

モザイク撮影に関しては、星図表示モードで設定できますが、その際の画角は、望遠鏡の焦点距離と、接続されたカメラから、自動計算して表示してくれます。


右上の Mosaic をクリックすると、直下に、X,Yのモザイク数とオーバーラップの設定画面が出てきます。最初、この値の変え方が分からなかったのですが、それぞれの場所をタッチしてそのままグググっと左右に移動すると数字が増えたり減ったりします。

ちょっと違和感があったのが、回転が無い所。

色々触ってみると、モザイク設定は、Preview、Plan などで表示できますが、選択できるオプションが異なるようで、 Plan だと、Preview選択可能な Frame』 の回転オプションが表示されません。これは実際のカメラの向きを自動認識して表示してくれるのかな?と、想像しています。ただ、触った限りだと、縦横の変更も出来ない様なので、事前のプラン作成に使う際には使い勝手が悪そうかな?という気もしました。

Telescopius ではプラン作成の際に画角の回転が出来ましたので。ただ、まだ、室内で確認しただけなので使い勝手に関しては何とも分かりません。この辺りは実戦で確認してみたいと思います。

スタックについても期待していますが、どこまでできるんでしょうかね?


太陽、月、惑星は動画を一つ選択、DSOは静止画を複数選択してスタックするようです。

惑星の画像処理は、スタック後、Registax の Wavelet 処理などを使って詳細を描画していきます。そのあたりにも対応していると凄いですが。DSOは、ASI Air のライブスタックはかなりイケていますので期待できます。

何を隠そう私、撮影は好きなのですが、画像処理は面倒で遅れがち、そんな私の強い味方かも知れません。(笑)

ただ、DSO もフラット画像をちゃんと入れてあげないと、さすがに良きに計らってはくれないでしょうね。

また仲間との情報連携の機能もついている様なので、近々実戦で試してみたいと思います。

しかし、便利な機能を色々追加してきて凄いですね、ZWO。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
スパム防止のため入力お願いします。
”東京”をアルファベット(全て小文字)で入力してください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://coral-hiro.asablo.jp/blog/2022/11/06/9538977/tb