Pentax Q コリメート法 その52013年01月12日

今回は、コリメート法と直焦点法について考えてみたいと思います。

コリメート法の合成焦点距離は以下でしたね。

望遠鏡の焦点距離 / 接眼レンズの焦点距離 x カメラレンズの焦点距離

つまり、標準レンズと同じ焦点距離を持つ接眼レンズ、

・35mmフルサイズであれば、50mm
・APS-Cであれば、30mm
・PentaxQであれば、8.5mm

と組み合わせたときのコリメート法が直焦点と同じ画角になります。これ以下の物を使うとコリメート法の方が倍率が上がり、逆だと下がります。30mmを超える様な接眼レンズは世の中に多くはありませんので、フルサイズやAPS-Cの撮像素子を持つカメラを利用した場合は、コリメート法で直焦点法の倍率を下回ることは難しいことになり、自然と以下の棲み分けが存在することになります。

コリメート法:中~高倍率撮影用
直焦点法:低倍率撮影用

勿論バローレンズ等を利用すれば、直焦点法でも高めの倍率を実現することも出来ますが、ある程度の棲み分けは存在します。

しかしながら、分岐点が 8.5mmに存在し、レンズの取り外しが可能なPnetaxQの場合、この二つのオーバーラップ部分が大きく非常に悩ましい問題が出てきます。

直焦点で撮影すべきか、コリメート法で撮影すべきか・・・。
実はこの結論はまだ出てません。

例えば、R200SSと、私がよく利用する接眼レンズを組み合わせた場合、

接眼  倍率     合成焦点
4mm 200 (375)倍 1700 (3187)mm 
6mm 133 (250)倍 1133 (2125)mm
10mm 80 (150)倍  680 (1275)mm
17mm 47 (88)倍   400 (750)mm
22mm 36 (68)倍  309 (580)mm

 ※( )内はエクステンダー利用の場合

です。R200SSの焦点距離800mmですが、例えばテレビューのx4、x5のパワーメイトを組み合わせると、375倍以上の倍率も直焦点で簡単に得られることになります。

テレビューのパワーメイトはまだ持っていないので、買うべきか、買わざるべきか、買うのならx4か、x5か・・・、今、大いに悩んでいるところです。

と申しますのも、4mmの375倍でのコリメート法、結構良さげな木星の動画が撮れるのです。で、x4と組み合わせた直焦点だともっと良く撮れるのかなぁ・・・、と思ってみたり。

ま、この悩んでいる時が楽しいんですけどね。

この直焦点との比較、もう少しご説明したいと思います。
ちょっと長くなりましたので、その6に続く、ということで。