ステラショット2 と ASI2600MC Pro2021年07月20日

先日購入した ASI2600MC Pro ですが、Gain 0 か、Gain 100で撮影することが推奨されています。

『16bit のADCをフルに利用できる』

というのがその理由だと思いますが、ステラショット2で使う際、Gain 100 の設定が出来ません。

具体的に申し上げると、ASI2600MC ProのGain 設定は飛び飛びの値しか設定できません。『0』は設定できるのですが、100は設定できず、『98』の次は『105』となります。 

これに関してサポートに問い合わせました。以下の様にすぐに回答がありましたが、現時点では仕様とのことです。単にUI上の問題かと思っていたのですが、もう少し根が深いようです。

<サポートの方からのご回答>
カメラのGain範囲を100メモリで分割してひとメモリを設定しているためにとびとびの設定になってしまう機種がございます。また、現時点では中間の値を設定する方法がございません。ご指摘はご要望として承り、今後の機能改善を検討してまいります。

ステラショット2 はガイド撮影用のソフトとして凄く便利なので、今後の機能改善に期待します!

ところでこのカメラ使っている方ってキャプチャーソフト何使っているんでしょうね?
定番の SharpCap あたりなんでしょうかね。

NBZ フィルター2021年07月20日

先日購入した NBZ フィルター、お気軽自宅撮影で初めて使ってみました。当日は半月が輝く夜空、普段だと散光星雲を撮影するような気にはならない日なのですが、逆にNBZの真価を問うには良い条件かと思いまして。(^^)

対象は、自宅からは撮影したことのないM17です。
実は、RAWを取り忘れてしまって・・・。

ということで、画質がかなり荒いです。

ただ、NBZの凄さは分かります。

北極星の見えないベランダからでもステラショット2の極軸補正機能を使えば正確に極軸を合わせることが出来ますし、ASI2600MC Proと合わせて、これからはじっくり撮影できそうです。

どんなものが撮れるのか、凄く楽しみです。


望遠鏡:R200SS + コレクターPH + NBZ フィルター
カメラ:D7500(HKIR改造)
撮影条件:ISO3200 x 5分 x 6枚 
画像処理:AS!3 でスタック SI9 でセルフフラット補正、トーンカーブ調整、カラーバランス調整など