FSQ-106EDP導入は見送ることに2022年07月20日

先日ご案内した通り、8/1注文分からタカハシの一部製品が値上げされます。FSQ-106EDPも15%程度値上げとなります。

私はずっと FSQ-106ED が欲しいな、と思っていたのでこの際に購入・・・、とも思ったのですが、結論から申し上げると購入は見送ることにしました。理由は以下の通りです。

・既に ε-160ED(530㎜ F3.3)を所有している
 素のFSQ-106EDは530㎜のF5なので、私にとってのFSQ-106EDPの価値は、レデューサー込みのF3.6の世界。そうなるとレデューサーが必須となりますが・・・、やっぱり645レデューサーが欲しくなりますよね。そうなると、本体に追加で、20万円の投資が必要となります。値上げ前の現時点で、80万円以上の投資。価格的にちょっと高すぎかなと。

・他にも選択肢がありそう
 FSQ-106EDが出てきた頃には他の選択肢があまりなかった(どちらかというと、ちょっと焦点距離の異なる ε-130との比較だった)のかもしれませんが、今ではこの領域にもいくつかの選択肢が出てきてますよね。

そんな中、どちらかというと設計の古いこの望遠鏡が、今でも性能面で優位性を保っているのか?というと、どうかな、と思うところも多くなってきている気がします。スポットダイヤグラムで見ても、現時点で比較すると、φ44㎜のフルサイズまでで考えると、コストパフォーマンスはどちらかというと悪い部類かなと。

勿論単なるカタログスペックで語られない部分はあるのでしょうが、スポットダイヤグラムを見る限り十分対抗できそうなSHARPSTAR 13028HNTだと価格は1/3。こちらを買っても良いかなと。実際に使っている人に聞くと結構キワモノっぽい気もしますけど。(^^)

VSD90F5.5の存在
VixenがCP+で発表した、VSD90F5.5がやっぱり気になります。製品として出荷されればですが、かなり良さそうに感じています。この製品、レデューサーについてはまだ一切言及されていないのですが、専用のレデューサーが出てくるか、もしかすると、FL55SSと同じ、レデューサーHDが対応するのかなとも思ってます。同じF5.5ですしね。元々平坦なVSD90F5.5はフラットナーは必要なし。

そうなると、381㎜のF4.2となります。元々の性能はFSQ-106EDPよりかなり高そうに思いますので、専用にしろ、既存の物にしろ、レデューサー含めた性能が高く、価格がそれなりならこちらの購入の方が良いかなと。

・FS-60CB+フラットナーの存在
F6.2で、性能もFSQと比べると劣るとはいえ、同じような焦点距離のこちらを既に所有しています。もっと使ってやってやらないと勿体ないなと。(笑)

FSQ-106EDPはずっと欲しいと思っていて、このタイミングで、とも思いましたが、購入する事は無さそうです。

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