わしとはくちょう撮ってきました2022年08月01日

先週末は新月期。快晴の中遠征してきました。

沢山の星仲間が久しぶりの快晴・新月期の夜を楽しんでいました。
そんな中撮影したM16(上:わし星雲)とM17(下:オメガ星雲)です。結構淡いところまで写ってくれました。黒い模様、凄いですね。

やっぱり星見は楽しいです。(^^)



望遠鏡:ε-160ED + NBZ フィルター
カメラ:Z7(HKIR改造)
撮影条件:ISO8,000 x 450秒 x 8枚 
画像処理:SI9 ホット/クールピクセル除去、コンポジット、オートストレッチ、周辺減光処理、デジタル現像処理、レベル調整、スターシャープ処理など

ダイオウイカ釣り2022年08月02日

先週末の遠征の主目的

『ダイオウイカ釣り』

の成果です。



真ん中にある、青緑の淡いイカ、見えますか?(笑)

この星雲、ケフェウス座にあるのですが、赤い散光星雲の中にある青緑の星雲が何とも綺麗。是非撮りたいと思いチャレンジしました。ただ、思ったより相当淡いですね。

実はASI2600MCの冷却を忘れてしまいノイズだらけ。相変わらず失敗が多いです。そんな中、これだけ出てきただけでも良かったかなと思います。

次回はもっとしっかり撮ります。待ってろよ、ダイオウイカ。(^^)

網状星雲2022年08月03日

先週末撮影した網状星雲です。久しぶりに撮影しました。


望遠鏡:FS-60CB +C0.72xレデューサー + NB1 フィルター
カメラ:Nikon D7500(HKIR改造)
撮影条件:ISO8,000 x 600秒 x 8枚 
画像処理:SI9 ホット/クールピクセル除去、コンポジット、オートストレッチ、デジタル現像処理、レベル調整、スターシャープ処理、中央部トリミングなど

CRUX170HD2022年08月05日

前回シェアさせていただいた網状星雲、実は赤道儀にCRUX170HDを使いました。初めて撮影で利用しました。望遠鏡はFS60-CB、カメラはD7500をTiTaN TCS経由のステラショット2で制御しました。

結論から申し上げますと、とてもスムーズに何の問題もなく利用できました。オートガイダーも入れましたが、非常に精度よく追尾していたように思います。この辺りは流石、ハーモニックドライブ赤道儀、オートガイダーへの反応がよいのでしょうかね。

このCRUX170HDは極軸望遠鏡がありません。このため、マニュアルにはPole Masterを利用するように記載がありますが、私は持っていません。お借りしている赤道儀のために購入するのもちょっと抵抗があったので、ステラショット2の極軸補正機能を使いましたが、こちらも何の問題もなく機能しました。

実は、ビクセンのスターブックテンだと、このあたり、結構怪しい動きも多いのですが、多機能さが災いしている気もします。その点、TiTaN TCSは基本機能がしっかりしていてシンプルなので、動作も安定しているのではないかと思います。

ま、FS60-CBですから、CRUX170HDにとっては 『おちゃのこさいさい』 というところなのかもしれませんが、5kgという超軽量かつ、カウンターウェイト無しで、余裕で超安定して動作するところを見ると、凄くたくましく思いましたし、この赤道儀を使いこなすとウォームギアタイプの赤道儀は使えなくなるだろうな、という気がしました。

中々良いですよ、CRUX赤道儀。

ちょっと高いのが玉に瑕ですが。最大積載量を考えると、そんなに高くないモデルもあるのかなと。欲しくなりました。快くレンタルしてくれたショップの戦略に、完全にはまっているかも知れませんが・・・。(^^)