M57 リング状星雲 ― 2021年06月13日
GW後って毎年晴天に恵まれるのですが、今年はすっきり晴れる日(特に夜!)が少なく、星見をあまりしていなかったのですが、6/9久々にすっきり晴れましたので望遠鏡をベランダに出してじっくり星空を観察しました。
まずは、眼視で観察。
夏の夜空に沢山ある球状星団の数々。M13、M3、M5、M22など、改めて見てみましたが、光害のある我が家からでもよく見えます。ま、粒々の中まで・・・、というわけにはいきませんが、見ごたえはありますね。
その後、惑星状星雲、M57、M27を眼視観測で楽しみました。この2つ我が家からだと『存在は確認できる』程度で、中々見て感動するまでは至らなかったのですが、今回、2つのフィルターを使ってみてみました。
UHCの方は2年位前に購入してたのですが、ほとんど使ってませんでした。HβとOIIIを広めに通すフィルターで、Hαはカットされてしまうのですが、高度が低かったこともあり、フィルター無しでは全く見えなかったM27がはっきり見えるようになりました。
NB4の方は撮影ではよく利用しているのですが、眼視ではあまり使ってませんでした。改めて使ってみると良く見えますね。バックが黒く締まってM27やM57が浮き上がってきます。フィルター無しだとグレーの夜空に、M57の存在がわかる程度でしたが、このフィルターを使うと暗い夜空に丸いリングを確認することが出来ました。
望遠鏡はいつものR200SS。この手のナローバンドフィルターは口径がある程度無いと厳しいという話も聞きますが、20㎝あれば十分楽しめますね。
その後、M57撮影しました。R200SS + IDAS NB4 + ASI462MC です。久々だったので撮影条件を忘れてました。中央星がかすかに分かる程度・・・。次回はもう少し露出をかけてはっきり写したいと思います。
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