NGC2359 トールのカブト星雲 Sh2-274 メデューサ星雲 ― 2020年11月22日
11月に入って天気の良い日が多いですね。しかも昨日は暖かかったです。
ということで、久しぶりに自宅で明け方まで星を撮影していました。
昨夜の目的は、ステラショット2によるポーラアラインメントの確認です。
いまいちまだ操作に慣れないですが、設定後、うまく極軸があっているかどうか、ノータッチガイドで実際の星の撮影で試したりしていました。
ちなみに私の主戦場、自宅ベランダからは北極星は見えません。
なので、こういった機能はとても助かります。
結果、760㎜のAPS-Cで5分程度露出してみましたが、ガイドエラーは見当たりませんでしたので、かなり正確にあっていた様です。
この機能が使いこなせると、さらに楽しく星空撮影が出来そうです。(^^)
さて、昨日撮影した写真です。光害バリバリの自宅から、IDAS NB4を使っての撮影です。このフィルター、輝星があるとハレーションが派手に出るというちょっと困った問題が起こっていてどうしようかと思案中ですが、HαやOIII系で輝く暗い星雲を撮影するにはかなり効果が高そうです。
バラ星雲は大きくて圧巻ですね。
この星雲ベテルギウスの近くにあって、満月より大きいんですよ。もし肉眼で見えたらさぞかし賑やかでしょうね。
いや、不気味かな・・・。(笑)
NGC2237 バラ星雲
望遠鏡:R200SS + コレクターPH (fl:760mm F3.8)
カメラ:Nikon D7500 (HKIR改造)
フィルター:IDAS NB4-PM
撮影条件:ISO12,800 120秒 x 10枚
NGC2359 トールのカブト星雲
望遠鏡:R200SS + コレクターPH (fl:760mm F3.8)
カメラ:Nikon D7500 (HKIR改造)
フィルター:IDAS NB4-PM
撮影条件:ISO25,600 90秒 x 7枚
トールって北欧の神話に登場する雷神らしいです。
本当にカブトの形に見えますよね。(^^)
Sh2-274 メデューサ星雲
望遠鏡:R200SS + コレクターPH (fl:760mm F3.8)
カメラ:Nikon D7500 (HKIR改造)
フィルター:IDAS NB4-PM
撮影条件:ISO20,000 60秒 x 3枚 ISO20,000 90秒 x 8枚
トールのカブトって面白い形ですね。私には、『スティッチ』のようにも見えますが、凄く美しい星雲のようです。今回は試しで、超高感度。色合いが薄れてますが、こちらは次回、撮影条件を見直して、もう少し丁寧に時間をかけて撮ってみたいです。
(12/3追記)
NB4-PMのハロについてコメントがありましたので、上記と同日に撮影したM42のJPEG撮って出しを載せます。
このフィルター、HαとOIII系には効果が凄く高そうですが、輝星にハロ(という表現で良いのでしょうかね?)が起こります。
IDASだと、NB1もこれよりはかなりましですが、ハロが起こります。何とかならない物でしょうかね・・・。
改善に関する情報お持ちの方いらっしゃれば、シェア頂けると嬉しいです。
望遠鏡:R200SS + コレクターPH (fl:760mm F3.8)
カメラ:Nikon D7500 (HKIR改造)
フィルター:IDAS NB4-PM
撮影条件:ISO3,200 60秒
※フィルターはコレクターPHに取り付けています。
コメント
_ goto debu ― 2020年12月02日 23:31
_ coral-hiro ― 2020年12月03日 21:51
goto debu さま
コメントありがとうございます。バラ星雲と同日に撮影したM42、追記しました。ここまで酷いフィルターは初めてです。
何とかならない物でしょうかね。。。
コメントありがとうございます。バラ星雲と同日に撮影したM42、追記しました。ここまで酷いフィルターは初めてです。
何とかならない物でしょうかね。。。
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お試し高感度だと短時間でよく写ってます。
たしかに輝星のハロでないようですね~。
こちらはMILTOLは6Dだとフィルターを付けられなかったので、
BORGのフィルターホルダーを購入しました。
次回はMILTOL+NB4+6Dで撮影してみようと思ってます。
ではまた。