2023年4月17日3時33分24秒の火球2023年04月23日

ちょっと遅くなりましたが、4/17 AM 3時33分24秒~27秒に観測された火球です。今まで観測した物の中で一番明るい流星でした。動画はこちらです。

連続静止画はこちら、、凄いですね!





シリウスB 動画で綺麗分離しました2023年02月28日

昨日気流の状態が良かったのでシリウスBの観望を行いました。目的は眼視で見ること。
残念ながら眼視ではシリウスBの存在は良くわかりませんでしたが、同じ接眼レンズをPentaxQで覗く『コリメート法では綺麗に分離されていて驚きました。

動画はこちらです。


望遠鏡:R200SS
バローレンズ:Televue x3バロー
接眼レンズ:Televue Nagler 7mm 
カメラ:PentaxQ + 8.5mm F1.9 コリメート法
合成f:2,914mm

結構難物だと思いますが、気流の良い日には思いのほか良く見えますね。

次こそ自身の目で見ることにチャレンジしたいと思います。

ATOM Cam2 流星観測 2023年1月11日2023年01月12日

昨夜~今朝にかけて流れた流星を比較明合成してみました。12個の流れ星が写っています。動画はこちらです。お楽しみください。(^^)






ATOM Cam2 流星観測2023年01月08日

昨夜から今朝にかけて観測された流れ星です。比較明合成したものがこちらです。12個写っています。(中央やや右の短く丸っこい奴は流れ星ではありません。

凄いですね、流星群でもない夜にこんなに流れ星が夜空を彩っているとは!?



特に昨夜は大きな奴が多かったです。特に、0時41分11秒に出現したものは速度も速く、長い流星で、最初に動画で見た時には、

『これ本当に流れ星!?』

と疑うほどのものでした。動画はこちらです。個性豊かな12個の流れ星、是非ご覧ください。(^^)

ATOM Cam22023年01月06日

最近、流星観測を始めました。使っているのは、こちらの、ATOM Cam2です。


きっかけは昨年末のふたご座流星群観望。2022年は月齢が良くなかったため、カメラも設置せず、自宅のベランダに座ってぼーっと眺めていたのですが、極大の時間帯が日本の夜に重なったためか、結構大きなものが多く、ぼーっと眺めるだけだと退屈なので、iPhoneで手持ち動画撮影。そしたら、結構写るんです、これが。

で、流星も動画撮影の時代だなぁっ、てつぶやいていたら、知人からこの製品教えてもらいました。元々監視用カメラなので特徴としては、とにかく高感度。夜でも明るく、3等星くらいまで写ります。また以下のような特徴も併せ持ちます。

・電源はマイクロUSB給電(5V1A)で駆動。
・1/2.9インチのセンサーと2.8㎜ F1.6 のレンズ
・Wifiで宅内LANへ接続し、スマホから動画確認可能
・人検知(監視用なので)、連続の撮影が可能
・撮影した動画を1分ごとのファイル(mp4)としてNASに保存可能
 基本はSDカードへの保存ですが、現時点で非サポートながら宅内のNASへの保存も出来ます。
・撮影した動画に流れ星が写っているか・・・、に関しては、流星検知ソフトウェアを諸先輩方が作成、公開頂いている

上記を利用して昨日観測した流星の動画をつなぎ合わせたものがこちらです。

流星の速度が速いので、こちらは0.5倍速としています。こんなに毎日流れ星が流れているとは驚きました。

諸先輩が作成されているソフトウェアに関してはこちらをご確認ください。

ご興味ある方は挑戦してみてください。楽しいですよ。(^^)

NGC281 パックマン星雲2022年12月27日

先週末朝霧高原まで遠征した際撮影した通称『パックマン星雲』 NGC281です。私には全然パックマンに見えないのですが。(笑)

この星雲はカシオペヤ座にありますが、この辺りは天の川銀河の中にあるので夏ほど派手ではありませんが散光星雲や散開星団など沢山あってとても賑やか。

パックマンの他、ライオン、クワガタ、シャボン玉、?マーク、など個性的な散光星雲がひしめいていて、私の好きな領域です。結構淡いところまで写ってくれました。


望遠鏡:R200SS +コレクターph + NBZ フィルター
赤道儀:AXD + ASI Air Pro (Rev. 2.0)
カメラ:ASI 2600MC (Gain100 -20℃) 
撮影条件:450秒 x 12枚 
画像処理:SI9 ホット/クールピクセル除去、コンポジット、オートストレッチ、デジタル現像処理、レベル調整、スターシャープ処理など

NGC7822 クエスチョンマーク星雲2022年11月28日

久しぶりに晴れた新月期の週末、遠征を楽しみました。

この日は昼間に雨が降り、夕方までドン曇り。本当に晴れるのかしら、と思いながらSCWの20:00~快晴!の雲予報を信じて2時間の遠征に出かけました。

このため、着いたのが20:30。例によってあれやこれや電装品などセットアップに1時間。撮影は22:00~となりました。曇りでも、機材くみ上げのためもう少し早く現地に到着すべきでした。(笑)

この日の狙いはNGC7822 クエスチョンマーク星雲と Sh2-240 スパゲッティ星雲。両方とも大きいので、FS-60CBでの撮影に取り組みました。


まずは、『NGC7822 クエスチョンマーク星雲』 です。

この星雲面白いですよね。ちょうどいい位置に『』があります。こんな偶然。(^^)

初めて撮影しましたが、結構淡いところまで写ってくれたかなと思います。カブリ補正をうまくやればもう少し綺麗になると思いますが面倒で・・・、ということで取り急ぎ。(笑)



望遠鏡:FS-60CB +C0.72xレデューサー + NBZ フィルター
赤道儀:AXD + ASI Air Pro (Rev. 2.0)
カメラ:ASI 2600MC (Gain100)
撮影条件:600秒 x 8枚 
画像処理:SI9 ホット/クールピクセル除去、コンポジット、オートストレッチ、デジタル現像処理、レベル調整、周辺減光処理、スターシャープ処理など

最近この手の星雲撮影にはデフォルトでNBZ入れていますが、光量も下がるので撮影に時間がかかってしまってます。淡い対象には非常に効果が高いのですが、比較的明るい星雲には使わない方が良いですよね。いつか時間のある時に、普通の光害カットフィルターと撮り比べしたいな・・・、と思ってます。

皆既月食+天王星食 20222022年11月14日

11/8の皆既月食と天王星食綺麗でしたね。日本中で多くの方が数百年ぶりの皆既月食と惑星食のコラボを楽しんでいた様に思います。

さて、当日の写真、ようやく画像処理行いました。当日は望遠鏡2台体制で、撮影と眼視を行いました。眼視で見る赤銅色の月、本当に綺麗でした。

皆既月食、本当に幻想的です。(^^)


撮影時刻 19:59

撮影時刻 20:39

撮影時刻 21:23

普段はあまり意識することはないのですが、月と星の日周運動ってこんなに違うんですね。

皆既月食+天王星食2022年11月09日

11/8、天候にも恵まれ、皆既月食と天王星食を楽しみました。久しぶりの皆既月食。皆既月食終了直前の20:40、天王星食が始まる瞬間の写真です。(^^)

天王星が月に、めり込んでいるようにも見えます。(笑)


眼視観測も行いましたが、赤銅色の月がとても幻想的でした。皆既月食中の月って望遠鏡で見ると、凄く立体的に見えるんですよね、何故か。凄く綺麗でした。

これから画像処理をいろいろ行いますが、取り急ぎ、めり込んだ天王星まで。(笑)

9/26 土星2022年10月11日

9/26 の夜に撮影した土星です。この日のメインである『衛星ミマスの観測』終了後、本体の撮影を行いました。


シーイングがとても良い日で、写りも良かったのですが、ADCの設定ミスでちょっと大気分散の影響が残っているのが残念。久しぶりの撮影だったので・・・、と言い訳。次はしっかり撮ります。(^^)

・望遠鏡:R200SS+Powermate x5
       fl=6,500mm (F32.5) 程度
・カメラ:ASI462MC + ADC + IRカットフィルター
・撮影ソフト:Firecapture
 Duration=180s
 FPS (avg.)=10
  ROI=1936x1096
 Shutter=100.0ms
 Gain=288 (48%)
・Processsing:
 AS!3 30% Stack
 Registax6 Wavelet
 5Set WinJUPOS De-Roration合成