FS-60Q ― 2013年01月04日
もう2ヶ月ほど前になるのですが、FS-60Q購入しました。高橋製作所80周年を記念したアニバーサリーモデルで、青色です。我が家では、Vixen R200SS、Borg 77EDⅡに続き、3本目の鏡筒となります。
2012.11.14ケアンズでの皆既日食観測用に購入したのですが、この望遠鏡、口径6cmとは思えないほどよく見えます。とにかく色収差が少なく、コントラストが高いです。反射望遠鏡と供に天体歴を重ねてきた私にとって、屈折望遠鏡の”若干黄色く着色された月”は気持ちの悪い物だったのですが、この望遠鏡にはそのあたりが全く感じられません。まだ使い込んだわけではないのですが、150倍程度に上げて木星を観測しても全く像は破綻しません(勿論集光力不足のため暗くはなります)。
惜しいのは、接眼部の内径(薄緑色の部分)が、2インチアイピースより小さい点です。接眼部のパーツ(黒い部分)を2インチ対応の物に組み替えることにより、Nikon NAV-17HWで合焦可能なことを確認しましたが、手持ちの2インチのダイアゴナルを入れるとピントが出ません。この望遠鏡で2インチアイピースを利用しようとするとかなり制約がありそうです。
なお、この薄緑色の接眼部は、FC-76DCと共通のパーツとなっているようです。
断面はこんな感じです。この内径が49mmで、2インチ(50.8mm径)のダイアゴナルが差し込めません。もう少し大きければ、ピントが出そうな気がするのですが。

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