カメラ回転装置2021年11月01日

以前の遠征で苦戦した、ASI2600MC Pro + SIGMA 135mm F1.8 DG HSMの撮影方向の調整。特に回転方向の調整に苦戦しました。レンズには回転装置がついてないので、何とかならないか・・・。

ということで、家にあった余りパーツでこんなもの組み立ててみました。



カメラ雲台をL字の治具で固定し、水平方向の回転装置を使って回すというもの。適度に緩めればそれなりのトルクをもって回転させることが出来そうです。

これで少しは導入がしやすくなるかな?

今週末は新月期。何とか晴れますように(^^)

ほぼ皆既月食!?2021年11月20日

昨日、11/19の部分月食です。ほぼ皆既月食、雲が多かったですが何とか食分が大きい時に撮ることが出来ました。


皆様も楽しめましたでしょうか?
赤銅色の月、綺麗ですね。

月食合成 2021年11月19日2021年11月21日

11/19の月食、合成してみました。地球の影に隠れている感じ、何となく出てますかね。(^^)


食の最大前は雲に阻まれて撮影できず、後半だけになりましたが。この続きは次回の皆既月食に持ち越し、楽しみに待ちたいと思います。(笑)

レナード彗星C/2021 A12021年11月22日

レナード彗星が12月中旬に向け急速に見頃を迎えます。今日現在8等星で夜明け前の東の空、りょうけん座とかみのけ座の間くらいにあります。12月中旬に向かって4等星くらいまでにだんだん明るくなる予定ですが、夜明け前の高度が低くなってきますので、日本からだと観測に適するのは12月10日くらいまで、かなと思います。

いつも彗星を観測する際はVixen Starbook Tenの彗星起動ファイルを取り込むのですが、今回はデータが提供されていない様です。

ということで、Wikiなどで調査の上、データを以下の通り 『手入力』 しました。


・近日点通過(T)2022/01/3.29824 [TT]
・近日点引数(ω)225.08783 [°]
・昇交点黄経(Ω)255.88446 [°]
・軌道傾斜角(i)132.68620 [°]
・近日点距離(q)0.6151744 [AU]
・離心率(e)1.0000886 

これで準備完了(^^)

彗星は本当に予想通り明るくなるのか、実際に来てみないと分からないという面はありますが、楽しみですね。

レナード彗星 C/2021 A12021年11月28日

今朝がた撮影したレナード彗星 C/2021 A1です。




当日は、満月を過ぎた半分ほどの月(月齢22)が輝く早朝の東の空。シミュレーターによると7等級クラスの様です。撮影前に口径20㎝で眼視しましたが、月明かりもあり、

『あぁ、ここにあるね』

という感じでしたが、これから週末に向かって、彗星はどんどん明るく、月あかりの影響は小さくなります。どんな姿を見せてくれるのか、楽しみです(^^)