フィルターホイール購入 ― 2023年02月22日
先日購入した、IDAS Hα6.8 SII6.3 OIII6.0 フィルター用のホイール購入しました。ZWO の 2インチ7枚タイプです。
フィルターの向きなんて関係ないんだろうと、適当に入れていたら、『あれっ、横同士が干渉して入らない』って。(^^)
よく見るとIDASの50.8㎜のフィルター、フレームが全周均等ではなく、薄い所と厚い所があります。ということで改めて厚い部分を外側に持ってきて固定。無事装着出来ました。
色々調べて購入するのですが、やはり、やってみて初めて分かることってありますね。また、ずっと気になっていた、ステップアップリングかませてM52のフィルターが入るのかどうか・・・。これについては、少なくとも私が所有するステップアップリングではダメでした。
理由は、フィルターホイールの溝の方がステップアップリングのネジ部分よりも深く、ねじが届きませんでした。もう少しネジの深さが大きいステップアップリングがあれば搭載できるかも知れませんが、現時点では諦めです。
R200SSをメインで使っていましたので光害カットやデュアルバンドナローなど、手持ちのフィルターは全てM52なのです。で、使えると良いな、と思ってましたが残念です。ま、こちらはまた何か固定する方法を考えてみたいと思います。
フィルターホイールには、0.2mm厚のシムリングが4枚入っていました。
フィルターを挿入すると、屈折率の高いフィルター内を通るため光路長が短くなります。このため、正確なバックフォーカスが必要なレデューサーやコマコレクターとカメラの間にフィルターを挿入した場合、シムリングなどを挿入してバックフォーカスを長めに調整する必要があります。
調整量は波長とフィルター厚、基盤の種類(屈折率)によって異なりますが、一般的な緑(550nmくらいなのでしょうか)の光及び、一般的に使われるフィルター基板の屈折率だと、大よそ、フィルター厚の0.33倍伸ばせば良い様です。
私のフィルターは3㎜厚なので、1㎜のシムリングを入れればよいことになります。付属のリングでは足りないので、0.5㎜厚のシムリング2枚追加購入しておきました。
あとは、実際の星を使ってシムリングを組み合わせながら、最適なバックフォーカスを確認したいと思います。
ちなみに、高橋製作所のε-160EDの場合は、0.38倍が最適とのことです。
ご参考になれば幸いです。(^^)
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