ASI Air ライブスタック2022年05月06日

高ソメキャンプ場で楽しんだASI Air のライブスタックの結果を画像処理してみました。と言っても既にスタックしてありますし、今回はモノクロなのでそんなに大したことはやっていないのですが。(^^)

こんな感じです。



望遠鏡:R200SS
カメラ:ASI 2900MM(モノクロ)
Gain:150
露出:30秒
20枚程度を ASI Air でライブスタックしています。画像処理はステライメージ9です。

オートガイドも無し、お手軽に現地で電子観望を楽しんだ後の写真としては満足です。

良い時代になりましたね。

今回は高ソメキャンプ場という空の暗い場所でしたが、IR850フィルターなどを使えば光害バリバリの我が家からでも同じような銀河の映像が楽しめる・・・、かも。(^^)

こちらはそのうち試してみたいと思います。

高ソメキャンプ場2022年05月05日

5/2-4で高ソメキャンプ場に行ってきました。コロナ前は毎年GW付近の新月期に訪れていたのですが、3年ぶりとなります。今年はGWと新月期が重なりましたので、嫁と愛犬を連れて行ってきました。(^^)

池の北側から望む管理棟と天の川

カメラ:Z7
レンズ:NIKKOR Z 14-24mm f/2.8S
露出:15秒
ISO:6400
固定撮影

2日は残念ながら夕方から小雨。夜中には晴れたのですが、ビールを飲んで熟睡。(笑)
3日の夜は快晴で星見を楽しみました。

最初は久しぶりにR200SSで眼視を楽しみました。

NAV-17HWで見るM13は凄かった。その後、M104、M106、M51、M81/82、M65/66/NGC3268、NGC2903、NGC4565などの春の銀河や、惑星状星雲、M27、M57を楽しみました。

M51は眼視での観望慣れしてきたからか、うっすらと渦も確認できました。
透明度も良かったのではないかと思います。ま、嫁は 『良く見えない』と言っていましたが。(笑)

ところで、この日は、初めてASI Air Pro のライブスタックでの電子観望も楽しみました。将来的な観望会での電子観望の利用も含めてテスト的に。

これ、凄いですね。まだ画像処理は行っていないのですが、とりあえず、ASI Airが出力したスタック画像をいくつか貼っておきます。

R200SS + ASI 2900MM(モノクロ) + ASI Air 露出30秒×20枚程度のライブスタックです。

M104ソンブレロ銀河

まずこれをスマホのライブ画面で見た時には驚きました。

M65銀河



M66銀河


NGC3268銀河(人工衛星が横切っちゃいましたw)


M51子持ち銀河

各写真のローデータの処理はこれからですが、これに近い画像が、スマホにすぐに出てきたときには驚きました。

星空の楽しみ方も本当に色々ですね。私もさらにキャッチアップしたいと思います。

IC443 くらげ星雲2022年02月04日

先週末撮影したIC443くらげ星雲です。当日はカシオペヤ座方面の散光星雲を取る予定が、天城は北天が明るくて南天が暗い・・・。ということで急遽撮影対象をくらげに変更しました。(^^)



『クラゲが墨を吐いている』

様に見えるんですよね。皆さんはどのように見えますか?ご意見あれば是非。(^^)

望遠鏡:R200SS + コレクターph(760㎜ / F3.8)
Filter:IDAS NBZ
カメラ:NKION Z7 (HKIR 改造)
ISO:8,000
露出:450秒
画像処理:16枚をSI9でスタック、Topaz DeNoizeAI利用


M45 プレアデス星団2022年02月03日

1/29遠征先でプレアデス星団撮影してみました。本当はカリフォルニア星雲から分子雲をと狙っていたのですが、雲が出てきて断念。スバルのみ撮影してみました。



カメラ:D7500
レンズ:Sigma Art 135㎜ DG HSM F1.8 → F2.0で撮影  
ISO:4000
露出:40秒

17枚撮影したものをSIでスタック、画像処理。トリミングしました。

M82 銀河2022年02月02日

先週末に撮影したM82銀河です。先日シェアさせていただいたM81銀河のすぐ近くにあります。それもそのはず、この2つの銀河、かつて衝突した!?とも考えられているんです。



銀河同士の衝突って実はそれほど珍しいものでもなく、我らが天の川銀河も数十億年先に、アンドロメダ銀河と衝突すると言われてます。

その時どんな世界が待っているのか・・・、生まれ変われるならば見てみたいですね。

太陽の寿命よりも先の話かもしれませんが。(^^)


M81銀河2022年01月31日

先週末は新月期、ということで遠征してきました。冬の天城高原、久しぶりに行きましたが人が少なかったですね。コロナの影響と、あとはやっぱりトイレが冬季で閉鎖されていることによるのでしょうか。トイレは閉鎖されてますが、夜中ずっと電気がついていました。。。

ということで、撮影したM81銀河です。今回のメインはIC443くらげ星雲なのですが、画像処理していないのでまた後程。(^^)




M81はおおぐま座の有名な星の並び、

『北斗七星』

のそばにあります。おおぐま座と言えば春を代表する星座です。まだまだ寒い日が続きますが、夜半過ぎには春の星座を見ることが出来ます。明け方にはさそり座が上がってきて、おぉぉ、夏か、と一人で思ってました。(笑)

星を観察していると季節を先取りして感じることが出来ますね。

望遠鏡:R200SS + エクステンダーph(1,120㎜ / F5.6)
Filter:IDAS LPS-D1
カメラ:ASI2600MC Pro (-20°)
Gain:100
露出:600秒
画像処理:9枚をSI9でスタック、Topaz DeNoizeAI利用

オリオン座周辺2022年01月07日

オリオン座周辺です。オリオン座の左側には冬の天の川があり、沢山の散光星雲が見えます。賑やかですね。(^^)


しかし、この手の画像処理は慣れないので大変です。(笑)

カメラ:Z7
レンズ: Sigma 40mm f1.4 DG HSM F1.4 → 2.0
Filter:Kenko スターリーナイト
ISO:4,000
露出:60秒
画像処理:42枚をSI9でスタック、Topaz DeNoizeAI利用

NGC2174 モンキーフェース星雲 と IC443 くらげ星雲2022年01月05日

年明け早々の1/2に遠征して撮影した、ふたご座にあるモンキーフェース星雲と、くらげ星雲です。くらげ星雲の方が思った以上に淡く、炙り出すのに苦労しました。次回はε-160ED使って、クラゲの方だけクローズアップして撮影したいです。


望遠鏡:FS-60CB+レデューサー(255㎜ / F4.2)
Filter:IDAS NBZ
カメラ:ASI2600MC Pro (-10°)
Gain:100
露出:450秒
画像処理:16枚をSI9でスタック、Topaz DeNoizeAI利用

レナード彗星 C2021 A12021年12月11日

今朝撮影したレナード彗星 (C2021 A1)です。


本当は昨日観測したかったのですがあいにくの曇り。今日は高度が低いので難しいかなぁと思いつつも、

『彗星にさよならいわなきゃ(^^)!』

と思って、東の空が開けた高台まで嫁と二人でプチ遠征してきました。彗星には周期彗星と行ったっきりの彗星がありますが、この彗星は後者。

『達者でなぁ、良い宇宙の旅を』💖



SH2-308 ミルクポット星雲2021年12月07日

先週末撮影した、おおいぬ座にある SH2-308、通称 『ミルクポッド星雲』です。海外では、"Dolphin Head Nebula” と言われているそうですが、皆さんはどちらに見えますか?

私にはやっぱりミルクポッドに見えます。(笑)
凄く淡いのですが、ずっと撮りたいと思っていた星雲です。やっと撮れました。(^^)

もう少し青い星雲だと思うのですが・・・、緑っぽくなってますね。フィルターのせいかな。今回撮影した場所は南天が明るかったのでこのフィルター使いましたが。

次回またチャレンジしてみたいと思います。


望遠鏡:ε-160ED
Filter:IDAS NBZ
カメラ:ASI2600MC Pro (-10°)
Gain:100
露出:600秒
画像処理:9枚をSI9でスタック、Topaz DeNoizeAI利用 周囲をトリミング