ドローン申請が審査・手続き中から進まない ― 2022年11月02日
最近ドローンを購入しました。DJI の Air2s です。このドローンは500gくらいあるので、国土交通省のドローン登録システムでの登録が必要です。購入したのは10/23(日)で、すぐに新規登録申請を行いました。
その後、10/27(木)に 『申請内容の確認が完了した』 との連絡があり、手数料納付するよう指示があったのでその日のうちに納付。
しかし、その後、『審査・手続き中』のステータスから一向に登録完了となりません。
ドローンの申請は5日ほどで完了すると記載があるので、困っています。
で、問い合わせをしようと調べてみると電話のみ。で、電話してみるといつかけても、
『ただいま電話が込み合っています、このままお待ちいただくか時間を空けておかけなおしください』
とのメッセージ。ちなみに、切らずに待っていると、3分くらいで勝手に切断されます。このままお待ちいただく、って言いながら勝手に切るっていったい・・・。何か、一般住宅の留守番電話が応答している様なレベルです。
ちょっと酷すぎ、国土交通省。
メール対応するとか、オフラインで対応して欲しい。利用者のことを考えていないお役所仕事で嫌になります。
さっさと申請通して欲しいです。これじゃ、新手の、
『手数料取得詐欺』
と疑われても仕方ないと思います。申請内容に不備がある場合は時間がかかる可能性もありますとの記載はありますが、手数料払うところまではいっているので、問題あるとは思えないのですが。そもそも問題があるなら教えて欲しいし、問い合わせの方法もない。
国土交通省、もっとDXが必要です。
今時電話対応のみで、しかも、つながらない、勝手に切るなんて信じられないです。
今回ばかりは私、怒ってます。
同じような思いされている方、いらっしゃいますか?
(追記)
先程ようやく登録完了のメールが来ました。10/23(日)に申請して、翌週の水曜なので、平日8日間で登録完了したことになります。よくよくしらべてみると、新規登録から納付書交付まで1〜5開庁日、納付から手続完了まで1〜5開庁日でした。つまり、最大10開庁日かかる様で、私の場合もその範囲内でした。
ただ、サポートデスクはいただけません。結局いつかけても電話はつながりませんでした。何故申請に時間がかかっているのか、確認するすべはありません。
申請した人が安心できるように、問い合わせは電話以外も設定すべきです。
国土交通省には激しく善処願います。
ASI Air Pro がモザイク撮影に対応! ― 2022年11月06日
ASI Air Pro の Firmware が 9.97 から 10.46にバージョンアップされ、いくつかの新機能が搭載されました。未だ室内で確認しただけですが、以下の機能に新たに対応したようです。
・モザイク撮影
・インスタグラムの様な写真の閲覧とシェア
・太陽、月、惑星の動画スタックとDSOの写真スタック
モザイク撮影に関しては、星図表示モードで設定できますが、その際の画角は、望遠鏡の焦点距離と、接続されたカメラから、自動計算して表示してくれます。
右上の Mosaic をクリックすると、直下に、X,Yのモザイク数とオーバーラップの設定画面が出てきます。最初、この値の変え方が分からなかったのですが、それぞれの場所をタッチしてそのままグググっと左右に移動すると数字が増えたり減ったりします。
ちょっと違和感があったのが、回転が無い所。
色々触ってみると、モザイク設定は、Preview、Plan などで表示できますが、選択できるオプションが異なるようで、 Plan だと、Previewで選択可能な 『Frame』 の回転オプションが表示されません。これは実際のカメラの向きを自動認識して表示してくれるのかな?と、想像しています。ただ、触った限りだと、縦横の変更も出来ない様なので、事前のプラン作成に使う際には使い勝手が悪そうかな?という気もしました。
Telescopius ではプラン作成の際に画角の回転が出来ましたので。ただ、まだ、室内で確認しただけなので使い勝手に関しては何とも分かりません。この辺りは実戦で確認してみたいと思います。
スタックについても期待していますが、どこまでできるんでしょうかね?
太陽、月、惑星は動画を一つ選択、DSOは静止画を複数選択してスタックするようです。
惑星の画像処理は、スタック後、Registax の Wavelet 処理などを使って詳細を描画していきます。そのあたりにも対応していると凄いですが。DSOは、ASI Air のライブスタックはかなりイケていますので期待できます。
何を隠そう私、撮影は好きなのですが、画像処理は面倒で遅れがち、そんな私の強い味方かも知れません。(笑)
ただ、DSO もフラット画像をちゃんと入れてあげないと、さすがに良きに計らってはくれないでしょうね。
また仲間との情報連携の機能もついている様なので、近々実戦で試してみたいと思います。
しかし、便利な機能を色々追加してきて凄いですね、ZWO。
皆既月食+天王星食 ― 2022年11月09日
タカハシ再度値上げ ― 2022年11月12日
前回、FSQ-106EDPは15%一気に上がりましたが、今回は概ね数%の値上げのようでそれほど大きなインパクトは無さそうに思います。
ただ・・・、私がずっと欲しいと思っていた、あの製品も値上げとなるようですので、この際、ということで、発注しました。(^^)
対象製品購入予定の方は11月までが良いかもです。
皆既月食+天王星食 2022 ― 2022年11月14日
NGC7822 クエスチョンマーク星雲 ― 2022年11月28日
久しぶりに晴れた新月期の週末、遠征を楽しみました。
この日は昼間に雨が降り、夕方までドン曇り。本当に晴れるのかしら、と思いながらSCWの20:00~快晴!の雲予報を信じて2時間の遠征に出かけました。
このため、着いたのが20:30。例によってあれやこれや電装品などセットアップに1時間。撮影は22:00~となりました。曇りでも、機材くみ上げのためもう少し早く現地に到着すべきでした。(笑)
この日の狙いはNGC7822 クエスチョンマーク星雲と Sh2-240 スパゲッティ星雲。両方とも大きいので、FS-60CBでの撮影に取り組みました。
まずは、『NGC7822 クエスチョンマーク星雲』 です。
この星雲面白いですよね。ちょうどいい位置に『点』があります。こんな偶然。(^^)
初めて撮影しましたが、結構淡いところまで写ってくれたかなと思います。カブリ補正をうまくやればもう少し綺麗になると思いますが面倒で・・・、ということで取り急ぎ。(笑)
望遠鏡:FS-60CB +C0.72xレデューサー + NBZ フィルター
赤道儀:AXD + ASI Air Pro (Rev. 2.0)
カメラ:ASI 2600MC (Gain100)
撮影条件:600秒 x 8枚
画像処理:SI9 ホット/クールピクセル除去、コンポジット、オートストレッチ、デジタル現像処理、レベル調整、周辺減光処理、スターシャープ処理など
最近この手の星雲撮影にはデフォルトでNBZ入れていますが、光量も下がるので撮影に時間がかかってしまってます。淡い対象には非常に効果が高いのですが、比較的明るい星雲には使わない方が良いですよね。いつか時間のある時に、普通の光害カットフィルターと撮り比べしたいな・・・、と思ってます。
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