2020年 10月1日 火星2020年10月04日

中秋の名月の日、10/1に撮影した火星です。


この日は気流が安定していて、かなり良く写ったのではないかと思います。

一番下に見える、白い丸い輝きが南極のドライアイスで、眼視観測でもその輝きをはっきりと確認することが出来ました。

このドライアイス、私が8月末に行った前回の観測よりもかなり小さくなってます。このままなくなってしまうんでしょうかね。

逆に、眼視では分からなかったのですが、北極近く(上部)も白くなってますね。画像処理してみてちょっと驚きました。

上部やや右側に丸く明るい部分がありますよね。これ、オリンポス山という27,000mm(エベレストの3倍!?)も切り立った、太陽系最高峰の山です。

凄いですね。火星で見たら、どんな姿なんでしょう。想像するだけでワクワクします。

火星は明後日10/6、地球に最接近となります。

私は晴れればもちろん毎日観測。

最大の敵は・・・、天気です。(笑)

望遠鏡:R200SS+Powermate x5
    fl=6,100mm (F31) 程度
カメラ:ASI462MC + ADC + IRカットフィルター
撮影ソフト:Firecapture
 Duration=90s
 FPS (avg.)=75
 Shutter=13.27ms
 Gain=244 (40%)
Processsing:
 AS!3 30% Stack
 Registax6 Wavelet
 10Set WinJUPOS De-Roration合成