M8 M20 猫の手星雲2021年08月11日

一年ぶりに天城高原まで遠征してきました。💖

そういえば、昨年の天城高原遠征は平日だったこともあり、1人・・・、しかも着いた時にはドン曇り。とっても怖かったし、天気も悪いし、すぐに帰ろうかと思っていました。結局そのあと快晴になり、大いに楽しめたのですが。ホントもの好きですね。

その天城高原、再び。昨夜は久しぶりの晴れということもあってか多くの天文ファンが訪れてました。

さて、今回は3月に入手して一度も出番がなかったε-160EDのファーストライトです。


私にしては珍しく日没30分くらい前に到着も、色々準備に手間取り、撮影開始は2時間後の20:30。その後、22:30くらいから雲が出始めてしまい・・・。24時には撤収しました。😢

何に手間取ったかというと、ε-160EDの上に同架したSigma135㎜+ASI2600MC Pro の画角調整とピント合わせ。甘く見てましたが、135㎜の画角調整って結構難しいですね。同架しているので、他の機材との接触等もあり。また、この画角で行こう!と決めて、撮影に入ろうと思ったら、以下のトラブルに見舞われました。

構成は、AXD + QHY 5L-IIM + ステラショットのオートガイド環境を制御するPCで、ASI2600MC Pro + Sharpcap も接続して撮影しようとしていたのですが、”カメラが切断されました”というエラーが頻発。

以前どこかのブログで、同じようなことを書かれていた方がいらっしゃったので、こういうことなのかな・・・、と思いながら。勿論、自宅ではそれなりにテストはしていたのですが、しばらく使っていた際に起こる不定期なエラーってなかなか事前のバグ出しが難しいですよね。結局遠征先で初めて経験することになります。

SharpCapをASIStudioに変更しても同じエラーを吐いていました。で、ASI Air Proで撮影だけ、なんて考えて、動かし始めましたが、結局こちらはあきらめて、ε+Z7での撮影に集中することに。

ただ、その後すぐに曇ってしまいました。

雲が立ち込める中、何とか撮影したのがこちら。M8-M20-猫の手です。特に今回、猫の手を撮影したくて。(笑)


今回、ISO感度を抑えて、一枚当たりの露出時間をたくさん取って、じっくり撮影しようと取り組みました。具体的には、ISO1,000 x 5分の露出。普段だとISO8,000で30秒とかなんですけど。

でも、この日の様に雲が多い時は、露出時間が長いと失敗写真が多くなり結果が出ないことが分かりました。

やっぱり、感度は高めで、多段スタックで・・・。

ま、色々やってみます。

今回、途中で曇ってしまいましたし、機材もトラブルがあったり、なかなか思うようにいきませんでしたが、やっぱり星を見るのは楽しいです。

次回はいつになるかなぁ。